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そのまま左の指で左右に広げられて、彼の右手はその突起目掛けて滑っていく。
膨張したそこは、いつもにも増して敏感に彼の指を感じ取る。
「ひゃぁっ……ぁっぁっ……やめっ……」
「ここも綺麗にしなきゃでしょ？」
「もっ、いっ……」
足をぎゅっと閉じようとすれば、下から入ってくる彼の膝にこじ開けられ、開放される。
背中に硬いものが当たって、更に私の羞恥心を煽る。何度も何度も刺激されて、何かが込み上げてくる。
「あまねくっ、……はぁっ……もうっ」
「いいよ。１回イっとこっか」
更に速く指の腹で擦られて、中でひくひくと蠢く。体を前のめりに屈曲させて、その強すぎる刺激に耐えた。
小刻みな震えが止まると、ようやく彼の手はそこから離れて、もっと下へと滑っていく。
「このヌルヌルしたのって泡かな？ まどかさんの液かな？ どっち？」
声はとても可愛らしいのに、卑猥に入り口付近を撫で回される。その度にまた私の体は反応する。
そこを通り越して彼の腕が私の太腿を擦っていくと、彼の手はもっと奥まで潜り込んで臀部を滑っていく。
「ひぁ…？ そっち……」
「全部綺麗にって言ったでしょ」
後ろ側の密口まで指で擦られ、初めて他人に触られるそこに快感とは違う何かの感覚を覚える。
「まっ、やっ……変な……」
「いいの、動かない」
思わず浮いてしまう腰をぐっと引き寄せられて、入り口を軽く解すように円を描いていく。
泡のせいで滑りがよく、痛くはないけれど本来内部から出ていくはずのそこを外側から刺激されるのは変な気分だった。
「これで綺麗になったかな？ 泡流していくね」
頭はぼーっとし始めている。湯船に浸かったわけでもないのにのぼせたようにふわふわする。
下半身はどこもかしこもじんじんと痺れていて、彼の指の触感が残っている。
シャワーの湯を当てながら、彼の指はまた全体を擦っていく。
またその度にビクビクと感じて、吐息が漏れる。下半身にもお湯をかけられ、先程絶頂を迎えたばかりの場所に勢いよく水圧がかかる。
「やぁっ！ だっめ！」
「動くと洗えない」
体を持ち上げられて、彼の太腿の上に座らされる。彼が両膝を開くから、私まで開脚させられて、そこに直にシャワーを当てられる。
「ぁっ、あっ……ひっ」
「ナカは？」
シャワーを当てたまま、彼の指が中に入ってくる。
いつも刺激されるそこに押しあてられて体が大きく跳ねる。両方を刺激されて、怖いくらいの快感が押し寄せてくる。
先程よりも早く何かが込み上げる感覚がやってきて、再び何度か体が跳ね上がる。
「もうイったの？ 早いね」
「はっ……はぁっ」
息をつくのが精一杯でふぅふぅと呼吸も落ち着かない。もう一度体が持ち上げられた時には、あまねくんが下から入ってきて体を貫きそうな程突き上げられた。
「あぁっ！ まっ、おっき……」
「まどかさんが可愛いから、いつもより大きくなっちゃったかも」
色っぽい吐息が聞こえて、体を上下に動かされれば、浴室内に水音が響いて、自分の体重も相まってか、いつもよりも奥まであたる気がする。
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