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ガチャ
「こんにちは…」
なんと、そこに立っていたのは加奈子ちゃんだった。裾にレースのついた真っ白いワンピースを着ている。しかもノースリーブだ!!
最高!神様、ありがとうございます!
「こ、こんちは!今日は良い天気だね!」
加奈子ちゃんと仲良くなるために、良い雰囲気になる会話をするんだ!俺!
「今日は、曇りですけど…?」
加奈子ちゃんはまんまるの目をぱちくりさせながら首をかしげる。
はぅぁっ!なんて可愛いの!?
これは、天使。
いや、女神!!
ああ、こんなところに女神様がいたなんて。私をお迎えに来たのですね。ありがとうございます…ありがとうございます…!
「ちょっとあんた。それ以上加奈子を見ないで。汚されてるみたいで不愉快よ。」
俺の前に美沙が立ちふさがる。
「なんだと!俺は女神様を見ていただけだ!」
「なんなのよ女神様って!そんな血走った目で凝視されたら加奈子のトラウマになるじゃないの!やめてよ!」
美沙は加奈子ちゃんをかばいながら俺に言った。
なんと!俺の悪い癖だ。レディーにはもっと紳士的でセクシーな視線を送らなければ…
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