第2章

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翌朝、アラームの音と共に目を覚まし携帯を開くと、ユリカさんから返信が来ていた。 『来週水曜日、OKです!行きましょう!とっても楽しみです。その日を楽しみに、私も学校とか頑張りまーす。中本さんも頑張ってくださいね!おやすみなさい~』 朝から、テンションが上がった。 私はそのLINEに、50コインで買ったウサギがOKポーズをしているスタンプで返した。 すると、3分後くらいにユリカさんからもスタンプが返ってきた。 そちらはどうやら無料のスタンプで、CMに出ているキャラクターがハートを出しているものだった。 こうして、私とユリカさんの"同伴”という名の食事会が決まった。 今日は、いつもより仕事が頑張れそうだ。 というか、来週の水曜日がとても楽しみだ。 私はまるで、学生時代に戻ったようにワクワクを感じていた。
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