第2章

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私達はユリカさんの学校の話や家族の話、私の趣味である映画の話など様々な会話をしながら食事を楽しんだ。 恥ずかしながら幾分緊張していた私であったが、ユリカさんが積極的に会話を盛り上げてくれたおかげで、いつの間にかリラックスできていた。 実は私は、お酒があまり強くない。 スナックなど、飲み屋へ行くと大体ブランデーを飲むが、空腹時に飲むといつもよりお酒が廻りやすいため、食事の時は基本ノンアルコールだ。 しかし、仕事上の接待や会社の飲み会の際は、本当は飲みたくないが飲んでいる。 このユリカさん、まだ20歳で純粋そうな見た目とは裏腹に、どうやらお酒が好きな質のようであった。
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