第2章

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乾杯をして一口飲んだとき、やはり空腹時なこともありアルコールを強く感じたが、美味しそうに飲むユリカさんを見るとそんなのは全然苦ではなかった。 喉が渇いていたので余計に美味しい、と言いながらハイボールを飲むユリカさんを見て、私はとても満足感に満たされた。 食事が終わるまで、私がハイボール1杯をゆっくり時間をかけて飲んでいるのに対し、ユリカさんはハイボールと梅酒ソーダ割りをそれぞれ2杯ずつくらい飲んでいた。 私は1杯だけでも顔が赤くなりほろ酔いになっていたが、ユリカさんはまだまだ飲み足りてないようなくらい平然としていた。 自分があまりお酒が強くないので、やはりお酒が強い女性は魅力的に感じる。 同伴時は、20時25分までに花道へ入らないといけないという決まりなので、20時くらいに会計を済ませ、店へ向かった。
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