冒険者は大変だけど気持ちいい

まくが開き、はしゃぎすぎた

今日は私の誕生日パーティー。

３歳になりました。
相変わらず名前は言えません。

年齢が『しゃんちゃい』に変わっただけです。
わざとです。あざといです。
そのおかげで私の人気は高いままで絶好調だよ。
超絶美少女(自称)が可愛いポーズをして媚びを売りまくっているのだから当然と言えば当然ですよねー。

私の写真集を作って売れば、バカ売れじゃない？
じゃあ売ろうよ！親の知り合いに１人最低１０冊を売っちゃおうよ！絶対に儲かるって！
数百人の知り合いに売ってウハウハしようよ！ねっ？ねっ？いいでしょ？いいアイデアでしょ！

それより、ママ！なんでそんな姿になっているのかな？
もう私は３歳だよ！３歳だよね？
なぜ私に乳離れをさせてくれないのかな？
誕生日パーティーで大勢が見ているのに出さなくても良いんじゃない？
一応飲むけど。

ん、ウマウマ。

あと、気になる事があるんだけどー。
もうオムツは取れているのに、何で今日は朝から穿かされているのかなー。
意味が分からないんだけど。

えっ？何？何？オムツの交換？
そりゃ、飲んだら出るよ？
ママが交換してくれるの？自分でも穿き替えられるよ？もう３歳だから。

今日は皆忙しくて私をトイレに連れて行けないからオムツを穿かせているのかと思ったんだけど。

うん、違ったかも。

濡れたオムツを外して拭いてくれるのは気持ち良い。
拭き残しが無いように丁寧に拭くのもグッド！
肌が重なっている所を広げて綺麗にするのも分かる。
分かるけど、なんだか恥ずかしい。
そんなに大勢で見ないで欲しい。

でも何が楽しいのだ？見てて面白いのか？
小学生ぐらいの男の子達よ！

あっ、そこを触られると・・・。
ねえ、やめてよボクちゃん達。

あーあ、出ちゃったじゃない、おしっこが。
噴水みたいに出て綺麗に弧を描いて落ちていくのがマンガみたいだと思ったじゃないか。
飛び出した物は重力によって落ちてくるのだよ！ぼうや達、勉強になったかな？

広げてられて丸見えの噴水口は気にするな！
オイ！そこっ！隣の男の子同士でコソコソ話をするんじゃない！
オイ！何？勝手に私のママと話をするんじゃないよ！
まだオムツの交換中なんだからねっ！
ママの手が止まっちゃったじゃないか。

えっ？何？どうしたの？何してるのママ？
ん？男の子達も何をしているのかなー？
ああ、何で、何で、あれ？比較しちゃうのかな？

あー、やっぱり。

大人だから遠くに飛ばせて当然じゃないか。
勢いも量も完全に負けた。当然飛距離は比べ物にならなかったよ。
ママの圧勝だった。

パーティー会場が拍手で、まくが閉じた。
そして足も閉じて起き上がるママ。
これでオムツ交換の続きをしてくれるのかな？私のママさんよ。
自分のパンツより私にオムツを穿かせて下さいな！
あっ、う、うん。

びしょびしょに濡れいるパパを拭くのが先でいいや。
オムツは自分で勝手に穿くから。