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急報に信長は飛び起き、幸若舞「敦盛」を歌い舞った。
「行くぞ。」
と一言言うと小姓5人と熱田社に向かった。
勝幡の信久のもとにも急報が届いたのである。
「そうか、いよいよか。
で殿は…」
「熱田に向かわれております。」
「熱田か、わかった幸隆を呼べ。」
すでに幸隆は支度を済ましていた。
「お待たせしましたかな。」
「ああ、熱田に向かうぞ。
皆の支度が終わり次第…」
そこに家臣らが戦支度を整えて姿を見せたのである。
「は、皆支度を済ませております。
それから陣借りしたいと前田様が参られております。」
「そうか、貸してやるか。
良し行くぞ。」
と言うと熱田へと向かった。
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