魔女っ子アリサは、幽霊が苦手

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

魔女っ子アリサは、幽霊が苦手

ここは教会の墓地。通称未練墓地。 大魔女、マミユ・ギリッコが眠る場所だ。 生前は、世の男性を自分のお菓子ハウスに招き、砂糖人間に変えていた。 いくつもの村がマミユの被害に遭っていた。 この事を重くみた、時の女王アリファは、女性のみの討伐隊ソルト・アースを結成し、大魔女マミユ・ギリッコの兵隊を次々と滅ぼしていった。 大蛇龍サムハザードは、大魔女マミユ・ギリッコの歯が変化したもので、大魔女マミユ・ギリッコの歯が再生する度に復活する、とても厄介な奴だ。普段は魔物が集まるバーの管理をしている。 大蛇龍「酒だ、酒だ、どんどん持ってこい、キンキンに冷えたやつだー」 スゴい速さで飲むから、酒が足りない。ギリギリで運んだ酒は、温い。 大蛇龍は、従業員を氷に変えて、酒を冷やした。気に入らない態度や自分の要求が飲めないものは、全て氷にする、それが大蛇龍の性格だ。 それを見ていた女剣士がいた。女剣士の名前はライチ。かつて、妹が大蛇龍の氷の息 で酷い凍傷を負っていた。 ライチ「ついにあなたの弱点を見つけたわ、タバスコ・コールよ」大蛇龍の口に放り込まれた赤い物体は、タバスコだった。 大蛇龍は、顔を真っ赤にしながら、身体中から汗をダラダラ流した。 大蛇龍「お前は、いやお前たちはソルト・アースか、あの国ととても縁がある」 ライチ「塩作歌の刃(えんさっかのやいば)」と大蛇龍の首を切り落とした。これで、今までに凍傷を負ったものは、救われる。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!