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これが天音からのメッセージからだったら、どれだけ良いことやら。
残念なことに……五十過ぎのおっさんなんだよなぁ。
「えー…せっかく、新しいパフェ食べようと思ってたのに。でもカノンの用事ならしょうがないよね。」
「んー、ちょっと無視出来そうにない。」
「分かった。なら悠人、代わりにあんた付き合いなさいよ。」
「なんでだよ!!」
「どうせ暇でしょ?大樹は部活で忙しいのは分かってるけど。」
おーおー、順調なこって。
ユウが相手なら大ちゃんも変な嫉妬とかしないしね。
悔しそうにしているけど、ユウは暇人だから断れないだろうな。
強引の杏は誰も止められないんだよ。
「暇……じゃねぇけど?」
「は?今まで千景のために捧げてた時間が空いてるでしょ。それとも何?まだ千景に付きまとっているわけ?いい加減諦めなさいよ。天音ちゃんが可哀想よ。第一最初から見込みはないのだから……。」
「あー!!分かったから!!もうそれ以上は喋るな!!」
ほらね?
怒涛の攻撃でしょ。
「とにかくそういうわけだし、行くわ。」
「え、ミズキちゃん!?あの、これ、止めなくていいの?」
「ほっとくのが一番。」
ユウに対する攻撃なんて今に始まったことでもないから。
ここは関わらないのが一番なんだよ。
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