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設定資料
登場人物
ルニィ
一般家庭出の娘。雨女としての力を持って生まれた彼女は幼い頃、旅の老人に引き取られて魔術師として旅をする。
その後魔術技師としての才能も開花し、自分で稼げるだけの腕を旅の中で身につけて街から離れた場所に居を構えた。
その時には自分の力がどこまで範囲を及ぼすのかを知っていた。
サフール・エンデドラ
エンデドラ侯爵の長男。雨女、雨男よりも煙たがられないが晴れ男と奇抜な髪と目が貴族の中で悪魔付きと噂され、それを嫌がった家族と離別。
今もエンデドラを名乗っているのは国王陛下の命により。
飛び抜けた剣の才能を持ち、他国へ流れるのを阻止するために国直属の放浪騎士の役職を賜って旅をしていた。
シフォ
母に雨女を持つ老人。各地を旅していたが、生まれた雨女を連れて行ってほしいとルニィの両親に頼まれて共に旅を始める。
母とともにずっと旅をしていたため雨が続くことを苦に思っておらず、自分が旅をしていたのは雨を降らせる少女を助ける為だったと思っていた。
エミエル・アルビシア
数多くの魔術師を排出するアルビシア子爵の次男。超の付く変わり者。
もともと国に仕えていた宮廷魔術師だったが、高位召喚術(使えるものは限られている)で召喚したヴァーミリアと契約した結果周りがうるさくなったので逃げた人。
普段は身だしなみすら整えない駄目男。
世界観
剣と魔法(魔術)の世界。
ただし魔術を使える人はかなり少なく、人々は安価で手に入る魔石を燃料に魔術具を使う程度。
時折特殊な力をもって生まれる者がいる。
種族は人間以外おらず、それ以外は魔物と野生動物。
多神信仰、宗教は世界で一つのみ。
魔の暴走…魔物が一気に発生した結果人の多い場所に向けて動き出す波のようなもの。魔物は人間に向かってのみ攻撃する性質を持つ。
これにより世界のいくつかの町や村が滅んだ。
イラスト…ルニィとサフール
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