Trac01 Santa Baby/アーサ・キット

25/31
前へ
/121ページ
次へ
「ハア?褒めてやったんだろうが」 「褒めっ・・・!あーもう!アンタってホンッット・・・!」 アリサの顔はみるみるうちに真っ赤になっていく。 「見てなさいよ!ぜーったい上手くなってやるんだから!」 アリサはぷいと顔を背けて、駅の改札を抜けて行った。 日が経つに連れて、段々周りを見る余裕が出てきた。 若い客が多いから賑やかなのがいいかな、とか、カップルが結構いるからラブソングがいいかな、とか。
/121ページ

最初のコメントを投稿しよう!

53人が本棚に入れています
本棚に追加