180人が本棚に入れています
本棚に追加
直斗、あたしのこと大事な女って言ってたなぁ…。
なんか、ちょっとだけカッコよかったかも。
直斗の腕の中で、いつもならあり得ないようなことを考えていた。
直斗「なぁ、愛梨?」
名前を呼ばれて顔を上げた。
直斗「キスしていい?」
愛梨「…はぁっ!?」
直斗「今日は許してくれるんだろ?」
愛梨「い、いや…!」
直斗はお構い無しにキスをしようと顔を近づけてくる。
愛梨「…調子に乗るな!!」
あたしの右ストレートが直斗の頬に炸裂!
寸前でキスを食い止めた。
直斗「いってぇ…!」
愛梨「自業自得よ!!」
…やっぱり、全然かっこよくなんてないんだから!!
あたしはムスっとしながら直斗を睨んだ。
最初のコメントを投稿しよう!