1. 5年越しの告白

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直斗「ついたぞ。」 直斗が自転車のブレーキをかけた。 愛梨「うわぁ…。すごい…!」 着いた先は、町が一望できる丘。 そこからは、夜空いっぱいに輝く星が見え、あたしはたまらず感動の声をあげた。 それは、5年前にも見たことのない景色だった。 直斗「すごいだろ?」 愛梨「うん! すごい!」 あたしの嬉しそうな反応を見た直斗は、誇らしげに笑った。 愛梨「でも…何でここに?」 横を向くと、いつのまにか直斗がすぐ近くに来ていて、思わずドキッとする。
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