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直斗「ついたぞ。」
直斗が自転車のブレーキをかけた。
愛梨「うわぁ…。すごい…!」
着いた先は、町が一望できる丘。
そこからは、夜空いっぱいに輝く星が見え、あたしはたまらず感動の声をあげた。
それは、5年前にも見たことのない景色だった。
直斗「すごいだろ?」
愛梨「うん! すごい!」
あたしの嬉しそうな反応を見た直斗は、誇らしげに笑った。
愛梨「でも…何でここに?」
横を向くと、いつのまにか直斗がすぐ近くに来ていて、思わずドキッとする。
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