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玄関ドアを開ける前に、まず深呼吸…!
(このドアの向こうに愛梨が…。)
ドキドキし過ぎているせいか、自分でドアを開けているのに、その動きがスローモーションに見える。
ドアを開けた先には、5年経って幼さの抜けた愛しい人の姿があった。
たまらない気持ちになり、思わず愛梨のことを勢いよく抱きしめる。
直斗「おかえり、愛梨。」
ずっと触れたいと願っていた愛梨の体温を感じ、胸には幸せな気持ちが込み上げた。
…やっと会えた!
俺は身体を離すと、愛梨のおでこにキスをした。
愛梨「キャーッ!!」
愛梨の叫び声と同時に頬に衝撃が…!
すぐに、愛梨に頬をグーパンチされてしまったことに気づいた。
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