3.付き合い方

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「付き合うってなんだろ。」 サクサクとじゃがりこを頬張る。 最近のお気に入り。 特にこのじゃがバター味。 さらに静かな空間で食べると音が余計に響くんだよね。 「ふわぁあ。眠い…。」 久しぶりに朝早く学校行ったから、眠気が凄まじい。 だからといって教室で寝るわけにもいかず。 時間経つと登校してくるからうるさいし、授業中に寝てると標的にされるし。 何より、私が早く来てたから驚いた優芽の絡みがヤバかった。 マッキーですら今日は雨か?とか言い出して。 こうして授業始まる直前に今はもう倉庫としてしか使われていないこの空き教室に逃げてきたのである。 そう、だから今は授業中。 よほどのことがない限りは、ここには誰も入ってこない。 普段から鍵掛かってるから。 だから私は、サボる時はよくここを利用している。 マッキーや優芽にさえ、ここのことは教えていない。 私だけの空間だ。 「さてと、帰る時間になるまではここにいるか。」 お菓子やパンもすでに調達済み。 引きこもる準備は完了している。 こうして私は、眠りについた。
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