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二人で仲良く食器を片付け、交代でバスを使った。
そして、寝室へ。
「ね、今度は僕を食べてくれる?」
くすくすと笑う扶実が、やけに色っぽい。
肇は扶実を静かにベッドに寝かせ、キスをした。
くすぐるような、ソフトなキス。
それがいつもの肇のキスだったが、ベッドに入った途端、濃厚に変わった。
唇を食み、咥内に忍ばせた舌は大胆に踊る。
扶実の細い舌を捉えて、舐めしゃぶり、絡ませる。
「んんっ、ぅん。はぁ、あ、肇……っ」
キスだけで、腰が砕けてしまいそうだ。
「好きだよ、扶実」
いい匂いだ、と首筋に鼻を擦り付け、強く吸う。
「ダメ。痕が残っちゃう」
「ごめん」
すると肇は、舌先で敏感なラインを苛め始めた。
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