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どこまでも続く青い空。
そしてどこまでも透明な青い海。
夏休み、僕は南の島に来ていた。
パラソルの下、隣で眠っているのは僕の大好きな恋人の浩平君。
寝顔も完璧なイケメンだ。
夏休みに恋人と南の島に旅行なんて、最高に幸せなシチュエーション。
な、はずなんだけど。
「真琴、日焼け止めちゃんと塗った?あなた日焼けしやすいんだから…」
「真琴君、背中届かなければ塗ってあげようか?」
母さんと、義理の父さんが僕に声をかける。
そう。
今回の旅行は、初めての家族旅行。
夏休み、僕と恋人の浩平君は義理の兄弟になった。
僕と母さんは住み慣れた家を引っ越して浩平君の家でみんなで暮らすようになった。
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