7話=ソニーの笑顔

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7話=ソニーの笑顔

バタンとドアの音がして、ソニーが戻ってきた。 そして顔を拭くよう、僕に濡れタオルを手渡してくれる。 「もしかして、これまでもずっと気づいてなかったのかい?」 「え……?」 呆れたようにソニーが肩をすくめた。 「僕の部屋は屋敷の出っ張った部分で、ここの斜め前だ。窓際でニールが恥ずかしい事をした時は、いつも見えていたよ。それに僕はさっき合図をもらったから来たんだ。本当に気づいてなかったの?」 バートさまとソニーが小さく笑って顔を見合わせた。 「まあ、どうでもいいや。ニール、まずしゃぶって抜いてくれるかな?その方がいいんだよね、バート」 「いきなり入れると、すぐに中でイってしまう可能性もある。それはちょっと面倒だからね」 「え……?え……?」 拭いたばかりの顔にグッとソニーのおチンチンが押し付けられ、僕はそれを反射的に口に入れてしまった。 「ためらいなく自分から咥えるんだ。すごいね」 カーッと顔が熱くなった。 吐き出してやろうかと思ったけど、 「いい子だニール、さっきやった事を思い出してしっかりしゃぶるんだ」 バートさまにそう言われると、僕は一口に納めても余裕のあるソニーのおチンチンをチュッパチュッパと吸いしゃぶってしまう。 ソニーのおチンチンは僕より少し大きいかもしれない。 しかもすぐに固くなって……。 びゅっっ! 口の中にしょっぱい味が広がった。 「はぁっ……はぁっっっっ……!すごい。想像してたよりずっと気持ちいいや」 息を荒くしたソニーが隣で見守るバートさまを見上げた。 ふふん。どんなもんだい。 バートさまに頭をなでられ、ソニーに褒められて誇らしく思えてきてしまった。 けど、でも……。 「何で僕がソニーのおチンチンなんかしゃぶらないといけないんだ!」 ソニーの事は好きだけど、おチンチンをしゃぶりたいってほどじゃない。 バートさまがふてくされた僕の頬をなでた。 「ニール、今日は君が頑張って僕のモノをしゃぶってくれたから『特別なご褒美』をあげたけど、次もし今日より上手に出来なかったら同じご褒美はあげられない」 「え?」 ならどうすればいいんだろうと考えていたら、ソニーに腰と足を掴んで引き寄せられ、僕は再びオットマンに仰向けにひっくり返ってしまった。 「だから僕が練習台になってあげるよ」 すぐさま、まだ硬いおチンチンをチュプンと挿入れられる。 「すごい!お尻の穴にこんなに簡単に入るんだね!」 「なっ!」 ソニーにとんでもなく恥ずかしいことを言われてしまった。 「僕が使った後だから、ソニーのものくらい簡単だよ」 バートさまにそう言われてしまうと、どう返事をすれば良いのかわからなくなる。 「本当に?じゃあ、女の子みたいに丁寧にしなくていいよね?」 「ぁぐっ!? ぁっぁあっっぁ……ぁぁああ!」 ソニーが僕の足を大きく開いて、無茶苦茶に腰をぶつけてきた。 バートさまよりずっと小さいけど、反動をつけてガツガツぶつけられると再奥にまで届く。 「やだ!痛い!痛いよソニー!」 「ええ?バートのは大丈夫だっただろ?」 「ぁあっ……くっ……バートさまはこんなひどい事はしていない!」 「ソニー、ニールは初めてなんだよ。ニール、ソニーに『優しくして』ってお願いしなさい」 グポッグポッと奥を突かれる苦しさから逃れたくて、僕はバートさまに言われるまま、ソニーに懇願した。 「ソニー、お願いだから!っっくっ……もっと優しくしてっ」 「しょうがないなぁ。じゃあ優しくしてあげるよ」 ガンガン振っていた腰を、ゆっくりねちっこく動かし始める。 「ぁ……ふぁ……」 すぐにジュワンと快感が広がった。 けど、僕。……ソニーにされるのは嫌だったのに、自分から『優しくして』ってお願いしてしまった。 それにバートさまに、いい子だねって頭をなでられると『こんな事嫌だ!』って言えない。 「ニールのお尻、ギュッギュってなるね」 うるさい。それがなんだって言うんだ。 そう思ったけど。 「ああ、ニールの身体は、これからどんどん良くなりそうだね」 バートさまにこんな風に言われたら、嬉しくって仕方がないんだ。
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