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小鳥のさえずり…
ん…体には昨日の余韻(よいん)が
まだ少し残ってる……
目を覚ましたら
使用人の部屋のベッドの上いた…
体を起こすと、座ってるだけなのに
少し感じてしまって…
指で触れると、一瞬…快感が走るっ
で、でも…理性は取り戻してるから
ホッとひと安心したわ!
ベッドからおりて
すぐにメイド服に着替え…
静かに部屋から出ると
隣の半開きの彼の部屋から寝息が聞こえる。
彼の寝顔が一番好きだから…
アタシはこっそりといつものように
彼の部屋を覗き込んでいた。
奥の大きなベッドの上
毛布のなかで彼が目を閉じてる!
その寝顔に癒されてしまって
アタシは頬を緩めていた…
神嵜 時雨
(カンザキシグレ)
「みずね…絶対に手放さんからな……」
部屋を覗いてるのがバレたかと思ったけど
彼は寝返りをうってしまった…
寝言だったみたい…っ//
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