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「ふふん・・・これで、しばらくの間はお小言をもらわなくて済むわね。」
「ハハッ・・・お小言どころか、何かご褒美をあげなくてはいけませんね。」
「ご褒美!?」
「ええ。ずっとホテルで缶詰め状態でしたし・・・気晴らしに、何か美味しいものでも食べに行きましょうか?」
・・・えッ!?
か、上川さんと・・・お食事・・・?
まぁ、一緒にコンビニ弁当は食べてたけど、まさか2人きりで外食なんて・・・
コレって、完全に・・・デートじゃーーん!!!
・・・うふふ ♪
「璃子先生は、何がお好きですか?」
何がお好き?って・・・
デートと言えば、アレしかない!
「もちろん、ハンバーグ!」
「へえ・・・何だか、子供みたいで可愛らしいですね。」
上川さんは、そう言って笑うと・・・私の頭を優しく撫でた。
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