大好きな人と秋葉原に来ている

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
1.大好きな人と秋葉原へ 初めまして、私のお名前は初音胡桃(ハツネクルミ)で 年齢16歳で職業が高校生というより女子高校生です。 私立南原学園(シリツミナミハラガクエン)という所に通っているのです。 そして、私には大好きな人がいまして、その人のお名前は 鳶一彩音(トビイチアヤネ)で年齢16歳、職業が高校生ですが 女子高校生です。 私と同じで私立南原学園に通っています。 私と鳶一彩音さんは同じ学年でクラスも同じなんです。 どうして大好きな人かというと一番最初にお話した人が鳶一彩音さんで 意気投合して大好きになったのです。 実際はまだ告白はしていません。 私の中では大好きなままがいいのでその先は望んでいません。 今は学園が終わって鳶一彩音さんと帰宅している最中なんですが 私は鳶一彩音さんにこう言いました。 「鳶一さん、私と秋葉原へデートしに来ませんか?」 私がそう言うと鳶一さんは 「うん、デートしても構わないよ」 「鳶一さん、ありがとう」 私と鳶一さんはこのまま秋葉原へ向かう事にした。 秋葉原へ行くためにはまず最寄り駅に行って電車に乗り、そのまま秋葉原駅まで 行かないといけない。 そうやって移動して秋葉原に到着すると私は 「秋葉原に来たね、鳶一さんは秋葉原に来たことあるの?」 「来たことないよ、初音さんは来たことあるの?」 「私は何度も来たことあるよ」 「へぇ~、羨ましいね」 「どうして羨ましいの?」 「私ね、寄り道って基本的に禁止な家だから」 「じゃあ、なんで今日は一緒に来てくれたの?」 「今日はね、私のご両親が居ないからね」 「そういう事何だね」 「うん」 私と鳶一さんは秋葉原を散策していると鳶一さんが 私に声をかけてくる。 「ねぇ、初音さん、あれは何?」 「あれはね、蕎麦屋だね」 「蕎麦屋…………」 「鳶一さんは蕎麦屋に興味あるの?」 「うん」 「じゃあ、行こうよ」 「うん、そうだね」 私は鳶一さんの手をつかむと走り出して蕎麦屋へ向かうと 鳶一さんがコケそうになる。 「鳶一さん、ごめんなさい、急に走り出して」 「ううん、気にしないで、私も早く蕎麦屋に行きたい」 「うん」 私と鳶一さんは急いで蕎麦屋へ行く事にした。 蕎麦屋に到着すると、私と鳶一さんはお店の中へ入ると 店員が歩み寄ってきて 「2名様ですか?」と 聞かれたので私は 「はい」 と答えたのです。 そうしていると店員に席をご案内されて私と鳶一さんは 席に座る事にしたのです。 しばらくするとお冷が運ばれてきて私と鳶一さんはお冷を 手に持つとゴクゴクと喉を鳴らして飲み干していく。 「お冷が冷えてて美味しいね、鳶一さん」 「うん、美味しい」 私と鳶一さんはメニューを見始めると鳶一さんが 「これを2つ頼んで食べない? 初音さん」 「うん、いいよ」 店員さんを呼んでご注文すると私と鳶一さんは ご注文した品物が来るのをじっと待っている。 「それにしても鳶一さんはあの蕎麦で良かったの?」 「うん、ごく普通の蕎麦でいいの」 私と鳶一さんが頼んだのはざる蕎麦でした。 私はざる蕎麦が大好きだけど、鳶一さんもそれでいいとは 思わなかった。 そんな事を考えていると私と鳶一さんがご注文した品物が テーブルの上に置かれると店員さんが 「ごゆっくりどうぞ」と 言ってきたのです。 鳶一さんはざる蕎麦を見ると 「初音さん、美味しそうだね」 「うん、そうだね」 私と鳶一さんは早速、ざる蕎麦を食べていくと鳶一さんは 「この蕎麦は美味しいね、本当に美味い」 「何この蕎麦は本当に美味しいね」 二人はどんどん蕎麦を食べていくとあっという間に完食するのでした。 「初音さん、この蕎麦は本当に美味しかったね」 「うん、本当に美味しかった」 まさか大好きな人と秋葉原へ来て蕎麦屋に来るとは思ってもなかった。 でも、私は大好きな人でもある鳶一さんと居れるなら何処でも良かった。 こんな幸せな事は滅多にない事でしょうね。 それにこうやってデート出来るというのもいいですよね。 私は鳶一さんに聞きたい事があるので聞く事にした。 「ねぇ、鳶一さん、私の事をどう思っているの?」 「いきなりどうしたの、初音さん」 「真剣なの、答えて」 「そうね、初音さんの事は大好きだからデートも了承したの」 「うん」 「それにね、初音さん…………」 どうしたんだろう、鳶一さんの様子が変だ。 「鳶一さん、お会計を済ませてお店を出よう」 「うん」 私と鳶一さんはお会計を済ませると蕎麦屋から出た。 「さっきの続きを聞かせて、鳶一さん」 「うん」 「私は初音さんの事が大好きで大好きで堪らないの、だから恋人になって!」 いきなり秋葉原で告白されるなんてびっくりでした。 しかし、私も鳶一さんの事が大好きなので嬉しかった。 「私も鳶一さんの事は大好きだから恋人になりたい」 「あ、ありがとう、初音さん」 私と鳶一さんはこの秋葉原に来て蕎麦屋にまで一緒に行き、一緒にざる蕎麦も食べて しかも鳶一さんから告白されるとは嬉しい出来事でした。 これで私と鳶一さんは恋人となる。 その後も私と鳶一さんは秋葉原へデートをしに来るといつも蕎麦屋に行って 色んな蕎麦を食べています。 私と鳶一さんはとても幸せな一時を過ごしているのでした。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!