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「ん……、ふ……っ、アキ……ト……っ!」
まだ続くのか、と、蒼耶は焦る。
警官が去ってもなお、章刀はキスをやめなかったのだ。
「蒼耶が悪い」
「……っん」
息もできない程に、角度を変えて何度も唇を塞がれる。
「門前とベッド、どっちがいい?」
「……っ?!」
昼間から。
意味する事は分かる。
当然ベッドの方がいいのだが。
ついばむようにしてキスをされ、おまけに答えようと口を開けば舌が侵入してくるため、答える事ができない。
「ん、は……っ!」
「蒼耶」
「んぅ……っ」
「どっち?」
「んん、……っ!?」
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