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「ただいま、
聞き耳立ててるのっ!?最悪っ、」
陽咲は自分の机に打ち合わせのバインダーを置き、呆れた顔をした
「立ててるような嫌な感じしない?」
「何の話?」
「セクハラオヤジの話。」
杏美はジャンバーを脱ぐと仮更衣室に向かう
「あー、社長ね、
え?どうしたの、着替えるの!?」
「セクハラ社ちょーのいる時に着替えたくないんだって、」陽咲は一度“んーっ”と身体を伸ばし、依頼報告書をまとめようと椅子に座った
―が、突然「んあっ!?」と、声をあげた
「なにっ?」
「びっくりした、何っ!?」
杏美は体をビクつかせ、雪乃も驚いて、陽咲を見た
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