夢の続き

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夢の続き

ううっ・・・。重い・・・。 なんで体がこんなに重いのか分からない。 気が付くと俺の上に何かが乗っているように感じた。 目を開けていくと、髪の毛が見える。 これは姉の後頭部か? そうか、あのまま寝てしまったのか。 俺の上に覆い被さって寝ている姉の頬が俺の頬に当たっていて、ハグしているような気分になる。 その姉の寝息が耳元から聞こえる。 ベッドの上で仰向けで寝ている俺の体には、暖かくてプニプニと柔らかいAサイズの物やポヨンとした幼児体形のお腹物が当たって、その感触が気持ち良い。 うつ伏せで寝ている姉を掛け布団のように全身で感じていると、朝立している部分が姉の中で爆発しそうになる。 このままではマズイと思って姉を起こそうと体を揺すってみるが起きてくれない。 それどころか、揺すった刺激で起きている部分が更にヤバく感じてくる。 焦った俺は、姉の体を強めに動かすが、まだ起きない。更なる刺激で我慢の限界を越えそうと思いながら揺らし続けていると、とうとう限界を迎えた。 うっ、気持ち良いー。 ドクンドクンドクンドクンドクン ・・・ああ、やってしまった。 眠っていたはずの姉が顔を上げて、こっちを向いてニヒヒッと笑っている。 どうやら眠っている振りをしていたみたい。 姉が体を起こして、繋がっていた部分をヌポッと外すと、今出したばかりの物がトロリと垂れる。 「(あつし)おはよー」 満足そうな笑顔の姉、柘榴(さくろ)はティッシュを取ると、流れ出した物を拭き取り始めた。 「ああ、おはよう。起きてたでしょ」 気持ち良かったが不機嫌な俺。 騙すのはいいが、騙されるのは嫌だ。 「ん?何の事かなー」と姉は、すっとぼける。 「白々しい。起きてたよな?」 ジト目で姉を見ると視線を反らした。 「だって、私が起こしても(あつし)が起きないから。それに、別の部分が起きたから、入れちゃった」 なんて言うものだから、呆れてしまう。 そうか、俺が起きなくて起きたから、起きた事なのか。 まあ、やってしまったのは仕方がない。 どうせ誰にも話さないのでバレる事は無い。 先月初潮を迎えたばかりの柘榴(ざくろ)とヤっても子供が出来る訳じゃないので問題は無いと思う。 これは、ただ双子の俺達が、じゃれあっているだけなのだから。
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