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「お兄ちゃん、ありがとー」と言って瑠璃が抱きついてきた。
ん?お兄ちゃん?なんで、お兄ちゃんなの?たまに言うのを聞くけど意味が分からない。瑠璃は俺の妹ではないのだから。
喜ぶ瑠璃の笑顔を見ていると、夢の中での妹の顔が浮かんだ。
その妹と瑠璃の顔は全く違うのに、そう思ってしまったのは何故?
「先生と取引をして良かった」とか「睡眠薬を見つからないように入れるのが大変だった」など言っているのは気のせいだろうか?
あれは最初から仕組まれた罠だったのか?
瑠璃は「えへへっ」と笑っている。
そして「ジャジャーン」と言って一粒の錠剤を俺にみせる。
なに?クスリ?風邪薬か?何か他の病気?
ちょっと心配しながら見ていると瑠璃は最高の笑顔で信じられない事を言った。
「このクスリを飲んですれば、私でも作れるのだから」
ん?作れる?何を?料理か?夕食でも作るの?えっ、違う?うん、しってた。
あのクスリは初潮さえ来ていれば、16歳でも妊娠が可能だと言う伝説のクスリ。
そのクスリは20歳未満の女性による出産方法は特殊で、お腹を切らないと産めないらしく生産禁止になっている。
既に出回っている物しかないと言うレアなクスリだ。
このクスリも魔法陣と同じような条件が必要だった。
条件とは、初潮を済ませた16歳以上の女性、生理中以外の時、そして新鮮な精子。
今日の瑠璃に俺が手伝えば条件が揃う。
俺には断る事が出来ない。もし断ろうなら殺される。
瑠璃がクスリを飲んで俺には近付くと、瑠璃が呟いた。
「あーあ、このクスリが向こうの世界に有ったら、お兄ちゃんの子供をつくれるのになー」
ん?ん?ん?
なんかすごい事を言った気がする。
向こうの世界?お兄ちゃんの子供?
色々と気になったが、瑠璃以外の事を考えたら半殺しにされそう。
俺は瑠璃にキスをしながら制服を脱がしていくと、瑠璃も俺の制服を脱がし始めた。
上着を脱がすと小振りのAサイズの胸が現れた。18歳としては平均的な大きさ。
スカートを降ろしてパンツを下げると20本程のチョロッとした毛が見える。
これも18歳としては平均的な感じ。
これが夢の中の世界だったら、身長148センチの幼児体型で11~12歳の小学生の女の子と見間違うかも知れない。
夢の中の世界では1年が365日と、現実世界の250日と違うので体の成長具合が違うのかも知れない。
俺もこの現実世界の体で夢の中世界に行ったのなら小学6年生と間違えられると思う。
そんな俺が今日、2人の女性に100%の事をするなんて夢みたいだと思った。
瑠璃がベッドの上で俺を待っている。
クスリの効果なのか、体の準備ができているみたい。
Aサイズの小さな胸の先は乳輪ごとプックリと膨らみ、小さな乳首がピンと立っていた。
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