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本を読んでいて気付かなかったが、いつの間に姉が部屋に戻って来ていて、自分のベッドの上にリラックスした格好で寝転んでいた。
黒のレースのパンツ姿で仰向けになって本を読んでいる。
本のタイトルを見て俺は少し引いてしまった。
タイトルは『実の弟にアレされちゃったのだけど、私が望んでいたから問題無い』
姉がチラチラと俺の様子を見ていたのが怖かった。
俺は何も気付いてない振りをして視線を自分の本に戻した。
しかし、姉の事が気になって仕方がない。
だけど、あれは無視するしか無い。
また面倒な事が起きてしまうのは予想出来る。
俺と双子だとはいえ、パンツ1枚の姿でベッドの上に寝転ぶのはどうだろうか?
まだ小さな頃なら気にもしないが、今はダメだ。
高校3年生の18歳がする格好ではない。
俺を異性と思ってないのならいいのだけど、あの本のタイトルを見ちゃうと、姉の本心は、タイトル通りなのかと疑ってしまう。
実際に今日の夕方は、姉の柘榴とも密接な事をしているのでヤバイと感じていた。
無視し続けていたら、チッと舌打ちが聞こえたので振り向くと、姉は上着1枚を羽織って部屋から出て行った。
たぶんトイレに行ったのだと思う。
ずっとお腹を出していたので体が冷えたのだろう。
姉が部屋から出る少し前からお腹がゴロゴロ鳴る音も聞こえていたのだから。
時計を見ると寝るには、まだ少し早い時間。
もう少し本を読もう。
それから15分が過ぎても姉は戻って来ない。
母親とお喋りしているのかと思っていたらのドアが開いた。
姉の様子が少しおかしい。
どうしたのかと聞いたら恥ずかしそうに「間に合わなかった」と言っていた。
部屋を出る前の羽織った上着しか見えないので察した。
パンツは汚れてしまったのだと。
残念な姉は「寒いから」と言って俺を抱き枕にしようと服を脱がしてきた。
俺も初めからそのつもりだったので素直に従って一緒にベッドの中に入る。
あったかい。
ベッドの中も温かいが、姉の中の方が温かくて気持ち良かった。
姉は俺を足で挟みながら、犬が腰をカクカクしているのと同じ動きをしている。
そして子犬のように俺の顔をペロペロ舐めていた。
前月初潮を迎えてから、俺に対して積極的になっている気がする。
まさか、俺の彼女である瑠璃と同じく姉の柘榴も俺の子供が欲しいのかと思った。
しかし、2人にはまだ早い。
一般常識では二十歳にならないと出来ないので、あと2年は待たないとダメだろう。
そうなると、逆に二十歳まで出来ないから積極的なのかと思った。
必死になって動く姉の体に汗が浮かぶ。
体育の授業の時は近くで嗅げなかった汗の匂いが俺の口の中いっぱいに広がっていく。
唾液を垂らしながら俺と口付けすると、「すこし塩の味がする」と言って舐めていた。
ヌチョヌチョと音を立てながら舌を舐める柘榴から異性を感じてしまい可愛く思えた。
俺は口の中を舐められながら、絶頂を迎えた。
お互いにビクッビクッっと腰を痙攣させながら、その日の行為を終わらせた。
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