僕が本当の悪魔だった。

「あーあ学校か。」
僕はそう思いながら教室の扉を開けた。
実は僕のクラスは学級崩壊している最悪なクラスだ。
だから授業中はうるさいし、立ち歩きは当たり前。
でも注意はできない。
どうしてかって、だってうるさい奴らから睨まれるのが怖いからだ。
まぁでもうるさすぎて注意した声は他の声と混ざって消える。
だから意味はない。
「え？担任の先生は？」って
だめだめ言っていることがわからないから無理。
しかもその担任、説明が分かりにくいったらありゃしない。
まぁそのせいで生徒が反抗し、学級崩壊しているんだけど。
だってさー他の先生が来たら静かになるっておかしな話でしょう。

そしてある日、僕が朝、学校に来て扉を開けると女子と男子が言い争いをして、仲間割れしていた。
でも僕はなぜ言い争いになっているのかがわからなかった。
そこで僕は
「うるさいやつらの輪がバラバラに崩れてしまえばいいのに。」
と心中で思った。
その次の瞬間、僕の目の前には誰もいなくなった。

あとがき
皆さんどうでしたか？
意味はわかったでしょうか？
この「僕」は最後何をしたのでしょうかね？
まぁご想像にお任せします。
でも楽しんでいただけたなら何よりです。
では。