道で拾ったお兄さんが人外者だった事の顛末について
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武士の情けで、係長の体は公園のベンチに寝かせておいた。 人目に付くここなら、警察が保護してくれるだろう。 『何なら、致死量飲んでも構わないさ』 慶の言葉が頭をよぎったが、それもやめた。 殺人者には、なりたくない。 僕を仲間に入れてくれた、慶さんのためにも。 秋も深まって来た。 夜風は、冷たい。 早く帰ろう。 温かい、家へ。 慶さんの、元へ。 秀一は、足早に公園から立ち去った。
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