誰かな?

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誰かな?

「あっ美雨ちゃん部活おわったのー」 「今日は自主練だけだったしね。、、この子は?」 「新入部の相戸くん昨日言ってたでしょ」 「あぁこの子がそうね、君いっしょにバスケしない楽しいよ」 「バスケですか、、遠慮しときます。バスケは、、、」 「そっかー残念。私は峯 美雨、よろしく」 「よろしくお願いします」 そう言って挨拶すると美雨さんは、パイプ椅子に座り本の山から一冊取り読み始めた。 何か読もうかと僕も本の山を見るが何が面白いのか全くわからずにいると。美雨さんが、ほぃなんて本を一冊選んでくれた。 「さっと読めるからオススメだよ。」 「あっはいありがとうございます」 「そんな堅苦しくなくていいよ」 そう言ってダレーとしながら本を読む美雨さん。下校時間になった時美雨さんが突然 「やっぱ君どっかで見た気がするんだよね」 なんて言ってきた。 「気のせいですよ」 「そっかー、バスケ部はいつでも待ってるよ」 「ちょっと美雨文芸部減っちゃうじゃないダメでしょ」 「別に兼部でいいじゃん」 「副部長いなくなっちゃうでしょもぅ」 「悪い悪い」 なんていいながら部室を出た俺は歩きで先輩方はバスなのでさよならったら。「バイバイ後輩くん」と美雨さん「明日も部活来るんだよ」と天野先輩が言ってきた。美雨さんの僕のあだ名は後輩くんって決まったみたいだ。 僕はやっぱり男子であんなかわいい先輩達に囲まれて部活できるならどんなにきつくても毎日行ってやるなんて思ってた。
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