タイムマシンについて2

1/1
20人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ

タイムマシンについて2

 仮にタイムマシンが実在できたとした場合。 タイムマシンの完成によって過去に干渉できたとする場合、現在はタイムマシンの干渉によって出来上がった事になる。  となると、タイムマシンの干渉した歴史であるにもかかわらずタイムマシンの干渉を行わなくてはならない未来に行き着いていることになる。  これはタイムマシンの存在の無意味さを意味している。  そして質量の問題。  タイムマシンとその乗組員や装備の分だけある時代から質量やエネルギーが消失し、ある時代では突然増えるという事態になる。  いわばエネルギーや物質の前借状態になる。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!