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もし白雪姫が頭の悪いギャルで、王妃が娘想いで、王が変態だったら(エブリスタ改訂版)
O-EDOという国に、けっこう女好きの王様がおりました。その王様が「三国一の美女と結婚したい」と無茶な事を言い出しました。仕方なく家臣の者達が近隣諸国を探した所、なんと隣国であるO-SAKAという国に、それはそれは大層な美女がいる事が判ったので、中ば強引にお妃として迎え入れました。
結婚してからは、二人仲良く暮らしておりましたが、お妃がちょっとでも気を抜くと、王様はすぐに別の女に走ろうとするので、プライドの高いお妃は女磨きに余念がありませんでした。
それでも女漁りがなかなか収まらない王様に、
「子供が出来れば、家庭を愛する良い父になってくれる」
と思ったお妃は、女の魅力をフル稼働させて艶めかしい雰囲気を盛り上げ、毎晩のように子作りに励み、とうとう女の子を授かりました。雪のように白い肌と漆黒の黒髪を持つ美しい赤ん坊は「白雪」と名付けられて、蝶よ花よと大層甘やかされて育てられました。そして、皆さんご案じの通り、大概なわがまま娘に育ちました。
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