異変

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ーーーーーーー 「よーし集まったなー」 アインの言葉に残りの3人は首を縦に振る。 クラウドとリーザとアリスだ。 「森へは大体2日くらいで着くな」 「ギルドにも一応伝えておいたぜ!仮に俺達が3日で戻らない場合は…」 「四天王が来るんでしょう?」 「ああ。まあ俺らで攻略出来ないとは思えないがな」 「そうだな。さて、それでは行くとするか」 リーザの言葉に3人は頷き、行方不明者が多数いる森へと足を進めていった。 それから2日が経ち、森に入りダンジョンの入り口を見つけた4人はそこで立ち止まっていた。 「…巧妙に隠しているが…瘴気を感じる」 「ああ。それも魔界クラスの瘴気だな」 「今までこんな所無かったはず…」 「…危険」 「…それに、人為的な臭いも感じる」 「確かに。野良ダンジョンとは違うって事だな…?」 「ああ。間違いなくダンジョンマスターが居る筈だ」 「ダンジョン…マスター…」 4人は話し合い、そしてついにダンジョンの中へと進む事にした。 先頭にはリーザ、クラウド。後衛にアリスとアインの構成でダンジョンを進んで行った。 スライムやゴブリンを蹴散らし、地下へと進む階段を見つける。 そこにはワーナイトが立っていた。
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