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近くの街に辿り着いた俺達は宿屋を目指して歩いていた。
道中視線が集まるが、気にしなかった。
メナス、エリス、ペルセポネは超絶美人だし、リュークは男前。そりゃ視線も集まるわな。
「…それにしても人が多いなここは」
「メルナスの街。大陸の中で最も平和な国と言われ人気がある街ですわ」
「うーん…食べ物食べたいよ〜」
「男共の視線が鬱陶しいわね」
「そりゃ仕方ないよペルちゃん〜君たちの魅了は俺やフーリエも目が入るからねぇ」
「そ、そうなの?」
ペルセポネは何やらモジモジしながらこちらを見ていた。ん?全く会話を聞いていなかったのでどんな話をしていたんだ?
するとメナスが勢い良く俺の右腕にくっついてきた。それにたじろぐ俺。
そしてメナスはペルセポネに睨みつけていた。
「ダ、ダメですっ!フーリエ様は私の物なんですっ!」
「あら、長い事一緒に居てフーリエ様の心を掴めないメナスが悪いのよ」
そう言ってペルセポネも負けじと俺の左腕にくっつく。…2人共、暑いんだが…。それに周りの視線が痛い…。
「なんだあの男…羨まし過ぎる」
「リア充が…死ね!」
「仕方ないよなあれだけイケメンなら」
「てかなんだあのパーティー!全員美男美女とかおかしい!世の中おかしい!不公平だ!」
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