新たなるダンジョン

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「中に入るのは俺とリュークにメナスの3人だ」 その言葉にリュークとメナスは了承するが、エリスとペルセポネは不満気な顔をしていた。 「エリスとペルセポネはここの見張りだ。いいな?」 「フ、フーリエ様…わたしもお供しますわ!」 「フーちゃんエリスも一緒に行きたいよ〜」 「2人の実力は計るまでもなく知っている。今回はリュークとメナスの実力を知る必要があるからお留守番だ」 最後まで駄々をこねていた2人だったが、フーリエの説得で渋々居残りする事となった。 そしてフーリエは着いて来る2人に向き合って「俺は手を出さないから2人で何とかしろ」と告げられる。 その言葉にやる気になった2人。そしてダンジョンの中へと入って行った。 ーーー ダンジョンの入り口に入ると微かにだが妙な気配を感じとるフーリエ。 「(…微かにコアの気配がする。間違いない、ここにはダンジョンマスターがいる…!)」 進むにつれて変化していく構造。狭くなったり広くなったり、どう見ても人為的な構造になっていた為更に確信へと変わっていった。
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