死神の家

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「それでも……それでも貴女は変わらず美しい」 カシャリ。 何気無い日常を、真実を写し出す機械を見つけた。その一瞬を止め、消えることのない時をいつまでも見続けられる機械を。これなら、はっきりとこの世界を写せる。そう、思っていた。 ___それでも結局それは色褪せた。それは朽ちた。それは脆く、決して時を止める物などではなかった。
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