きぼうの ひかり

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今日も  探している どことなく  探している 冷たい小風とともに降り注ぐ 強く激しい 存在感 それは時として 優しさの塊となって 空間を包み込み  全てを見守り それは時として 容赦なく 試練を与えて 突き放す その立ち位置を決めるのに こちらの都合が介入する それは  何を照らしているのだろう きっと  こちらの勝手に翻弄されて あちらも何を照らしているのか 分からないのかもしれない これが望んだ光かな ・・・ううん なんだかちがう 私は雑踏を押しのけて 歩く一人として 同化する。
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