31人が本棚に入れています
本棚に追加
/72ページ
一途な人びと
今日は、本当ならばおしごと(短期パート)の日だったのですが、昨夕急にメールで
「入荷が予想より少ないので木金とお休みしてください」
と宣告され、仕方なくブラブラしてます。
明日もプータローです。
せんかたなく、同居のばあちゃんを連れて少しドライブ。
ひいきの丼屋さんで、魚ものと肉ものの丼など買って、近くの荒れ地に車を停め、いただきました。
クロムツ・鯵・ネギトロ丼。もひとつが
ハンバーグとメンチカツという、豪華メンバー!
しかもお手頃価格。もうほんとすみませんごちそうさまでした。
ここのご夫婦の立ち働く姿をぼんやりと眺めるのがまた、良いのです。
何かに一心不乱になる、というのは何にせよ大切ですよね。
私の場合は、一応、文章の創作活動は生活習慣だと毎度言ってはいるのですが、書いている間だけはもう、一心不乱ですねぇ。
あと、どうでもいいような単純作業にも一心不乱となることが。
先日、トイレ掃除をしていた時のことですが、便座を拭いていてふと思い出したのが、前の便座が壊れ、新しいものに替えた時のことです。
その日は名古屋に演劇を観に行きました。
劇団に所属している、古くからの知人が出演する劇を観に行ったのです。
同時に、名古屋近辺でどうしてもお会いしてみたかった、創作活動関連の方のうち、約束が取り付けられたおふたりに会いに伺いました。
朝も早よから自宅を出発し、まずはおひとりめ。
創作関連の友でしたが、その方が営んでおられるカフェに半分押しかけという感じで伺いました。
そこでマスターとぽつりぽつりとお話ししつつまったりと過ごしてから、次に観劇。
ステージ狭しと駆けまわる知人を一観客として眺め、いいお芝居だなあ、としみじみ堪能しました。
それから、もうひとかたの創作関連の方とお会いして、限られた時間の中ではありましたが、とにかくしゃべくって、聴いて、またしゃべくって……濃密な時間を過ごしました。
便座を一心不乱に拭いていて思い出したのが、このお三人でした。
丼屋さん含め、どの方も一途に何かちゃんとした方を向いていて、懸命で、かと言って押しつけがましくなく、それぞれが良いと思ったことを突きつめているという気がしました。
私も、もうしばらくがんばろー、ってちょっと思いながらも、夕方はバラのパイを焼きました。
だってこれ簡単だし。
(枯れたバラだ、とかカタツムリですか? との家族からの声は無視)
皆さまも平穏なる宵を!
最初のコメントを投稿しよう!