カミオクリ祭(まつり)の謎(なぞ)

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カミオクリ祭(まつり)の謎(なぞ)

 この加美月村(かみつきむら)は、すごく田舎(いなか)で、なぜか外部(がいぶ)(はなし)もしてはいけない雰囲気(ふんいき)だったから、(おお)くの(なぞ)が、(なぞ)のまんまだった。  このカミオクリ(まつり)大量(たいりょう)(あらわ)れる()どもたちは、いったい、どこから()て、どこに()えてゆくのか。そしてなぜ、おまんじゅうやこんぺいとうやチョコレートやキャンディーをその()たちに(くば)らなければならないのだろうか。あと、なんで最近(さいきん)になってから、彼彼女(かれかのじょ)らは西洋風(せいようふう)のハデな格好(かっこう)をしだしたのか。そしてそして、あの(おお)きな怪獣(かいじゅう)のようなつくりものの正体(しょうたい)はいったいなんなのか。  (いま)まで(おお)くのことを()らずにいたんだけど、姉妹村(しまいむら)加美星村(かみほしむら)というこの(むら)によく()(むら)交流(こうりゅう)()ったときに、ユタキ先生(せんせい)という加美星小学校(かみほししょうがっこう)先生(せんせい)から、いろんな(なぞ)のタネあかしをしてもらうことになる。
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