583人が本棚に入れています
本棚に追加
/79ページ
「翔さん、とりあえず部屋に行きましょう」
ここは玄関。
さすがにここで翔さんがつぶれてしまったら、自分では運べない。
「ん~?」
「はーい、一緒にお部屋に行きましょうね」
何とか離してもらい、手を繋いで寝室に翔さんを連れていく。
大人しくついてきた翔さんは、寝室まで行くとベットの上に座る。
「お水を持ってくるので、少し待っていてください」
「・・・・・・ひなた、俺を置いていくの?」
普段だったら絶対に言わないようなことを言った翔さんに驚く。
「1分で戻ってくるので、待っていられますか?」
「わかった・・・・」
しょぼんって雰囲気の翔さん。
最初のコメントを投稿しよう!