指での「OK」が起すキセキ!(不思議アリ)

1/6
前へ
/6ページ
次へ
秋の、ある土曜の早朝…… 新宿区にある立花大学2年生の西岡カナは、板橋区のKマンションに住んでいた。 近くのコンビニに買い物に行った帰り、横断歩道で困っていた老女を助けた。 感心した老女は、物陰にカナを誘うと、 「あなたはとても親切なので、これをプレゼントしましょう」 真珠のような玉が入った小袋を二つ、差し出し、 「一つはお友達に上げるといいわ」 そして老女は、その玉の使い方を教えると、角を曲がって……フッと消えた。 カナは帰宅してから、半信半疑で試してみて驚き、大喜びした。 「そうだ、今度アイツにプレゼントしよう。もうそろそろだし……」 その後でカナは大学に向かった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加