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「あははは! カエちゃん、すっごい声だったよ!」
「もーー! 笑わないでくださいーっ! だから嫌だって言ったのにぃ!」
「悪い、悪い、でも、大声出してすっきりしたでしょ?
さ、今日はもっと遊ぶよ! 次はアレね!」
「えぇー……」
「はい。アイスコーヒー」
「ありがとうございます」
あたしよりも、うんとはしゃいでいたハルトさんが、売店で買ってきてくれた。
「久しぶりだったからさー、俺ばっか楽しんじゃったかな。つき合わせちゃってごめんね」
「いいぇ、そんなことないです。なんか本当大声出したらすっきりしました」
「なら良かった」
「ありがとうございます」
「結局、その敬語は抜けなかったね? 俺はもっと近づきたかったな」
「そんな急に言われても……」
「ま、元気になったならいいや。明日からもまたよろしくね」
「はい」
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