この軀から、溢れんばかりの愛を。

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昔から、私は強がりと言われる子供だった。 欲しいおもちゃがあっても「いらない」と言って、本当は痛くても「平気」と首を横に振って、「むしろ可愛げがない」と言われる子供だった。 そのくせ転んで泣いて甘えるような子供には幼いなりに鼻白むんだから、さぞ面倒な子供だったろうなと我ながら思う。
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