プロローグ

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プロローグ

俺は特撮の会社に面接を受けて帰る途中だった。 「やれやれ、仮面ライダーになりたいな」 そう言ってただ沼津の街を歩いていた。 「ルビィ早くしなさい」 そう後ろから小さな女の子二人が走っていた。 「待って!お姉ちゃん!」 赤髪の少女は道路を走ってそう言った。 少女は転び道路に倒れた。 その時トラックが全速力で少女に向かって走って来た。 俺は走り少女を抱えて走ろうとしたがトラックの速さに間に合わず俺は体を盾にして跳ねられて少女を優しく傷ができないように守った。 「ルビィ!」 黒髪の少女はこちらに走って来て赤髪の少女を心配していた。 「大丈夫か?」 俺は全身が痛むのを我慢して赤髪の少女に聞いた。 「えっ?う、うん!」 赤髪の少女はそう言って頷いた。 「そ、っか!」 俺はそう言って意識を失った。 ーーー10年後ーーー 夢の中俺は1人のHEROに出会った。 「やぁ、君が石ノ森来道か?」 そう言ったのは年配の男性だった。 「あんたは、本郷猛か?」 そう俺は仮面ライダー1号の装着者本郷猛に聞いた。 「君は1人の少女を助けたな」 本郷猛はそう俺に聞いた。 「ああ、あの子を守りたかったからな」 俺はそう言って左手を見た。 「君は、まだ学生だな」 そう本郷は俺に聞いた。 「ああ、本来なら高校生活を楽しみたいがそうはできないな」 俺はそう言って本郷に話した。 「なら、君にある力を与えよう」 そう言って本郷は片手に青い銃とベルトと四角いケースの様な物を渡した。 「何だよ?これ?」 俺はそう本郷に聞いた。 「その青い銃はエイムズショットライザー、そしてそのケースはプログライズキー!その三つで平和な世界を仮面ライダーとして守ってくれ」 そう本郷は言って姿を消した。
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