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夕日は もう少しで落ちてしまいそうだった。
だから、話を途切れさせなくてはいけないことが、悔やまれる。
軽く会釈をして また違う方向へ歩き出そうとする。
その姿に 俺は名残惜しさを感じた。
「あの」
今度は俺が呼び止めていた。
「また・・・会え・・・ますか・・・?」
3歩前に出て、とぎれとぎれのの願い。
あなたはしばらく止まって
優しく微笑んで
「また お会いしましょう。」
そう答えてくれたと思う。
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