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護衛
家に着いてすぐ梨花に連絡した。
「なによ、こんな時間に」
時間は21時、こんな時間でも電話に出てくれてホッとした
「聞いて、昨日の男にさっき出会った。でもその人「貴方は知らないかもしれないが僕はよく知っている」なんて言ったのよ。ストーカーだったのよ」
「なにそれあんた大丈夫なの。ちょっと待ってて今行くから」
そう言って電話は切れた。こんな時に来てくれるんだから本当に親友とゆうのはありがたい。
しばらくして梨花が来た
「それで、そのストーカーって本当なの」
「間違いないわよ。きっと私が彼氏と別れたのをみて声をかけて来たのよ」
「とりあえず明日警察行きましょ」
そうして次の日梨花と警察署に行った
「それでそのストーカーから何かされたの」
出て来たのは40台後半のお腹の出たいかにも中間管理職みたいな刑事が面倒くさそうな口調で聞いて来た
「いや、何かされたとかじゃないんですけど。これからされそうとゆうか」
「うーん、何かされた訳じゃないんならなー。まぁ周辺のパトロール強化しとくんで」
「ちょっとそんな言い方ないんじゃないですか。さっきから聞いてればめんどくさそうに、もっとちゃんと聞いてくださいよ!」
梨花が腰掛けていたソファから立ち上がって声を荒げた。しかし刑事はハーとため息をついて梨花を無視した。「ちょっと聞いてんの」
ーートントンーー
梨花が続けざまに言おうとしたら扉からノックする音がした
「失礼します」
若い男の刑事がお茶をお盆にのせて入って来た
「まぁお茶でも飲んで」
「結構です。いこ」
梨花が私の手を引っ張って行った。そして若い刑事を突き飛ばして部屋を出てった。
「あーお茶溢れちゃたよ。どうしたんですかあの人」
「知らん」
「知らんってまたなんか怒らせるような事言ったんでしょ。しっかりしてくださいよ源さん。」
「俺だっていきなり行ってしまったんだから訳わからんよ」
若い刑事が落ちた2つのコップを拾った
「まぁ周辺のパトロールを少し増やすかー」
中年刑事があくびをしながら若い刑事に指示した
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