出会い

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出会い

さっき私、三原由美は彼氏に振られた。私も、もう27歳。3年付き合って結婚まで考えてたのに。「別れたくない」必死に言ったのに彼は「好きな人ができた」その一言を残し去っていった。呼び出された20時の公園。ベンチにへたり込んでたら....ポツポツ「雨だ」次第に本降りとなってきて大粒の雨になった。 「こんな日に雨なんて、笑える」 フッと鼻で笑って大雨の中泣いていた。顔を下に向けて泣いていると急にさっきまで降っていた雨があたらなくなったのが分かった。顔を上げるとそこには青い瞳に金髪で端正な顔立ちをした青年がいた。 「大丈夫ですか?風邪引きますよ」 自分はずぶ濡れになりながらも私に傘をさし、微笑みながらそう言った 「ありがとうございます。でも大丈夫です。私帰ります」 そう言って立ち上がると「これ使ってください」青年が傘を渡し走っていった 「待って!私どうしたら」 「気にしないでください。それは僕のではありませんから。あなたが使うべきものだから」 青年はすぐに見えなくなった それが彼と私の出会い
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