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4話 初デート(1)
莉緒菜が目を覚ますと彼方が
「起きたか? もう体はいいのか? 随分と無理をさせたからな」
その問いかけは本当に心配そうで彼方の頬に触れながら
「彼方先生がしたいと思っていることをするのが私の契約でしょ? 今更良心が痛まれても? やめてくれるつもりは無いのでしょ?」
そう言いながら微笑むと莉緒菜は頷き
「私は大丈夫だよ、だから、彼方が悔やむことも悩むことも無いの、それに、私彼方の言う通りMの素質かあるみたい、だから、彼方でないとダメなのよもっと虐めても良いのよ?」
そう言いながら少し恥ずかしそうに頬を赤めた。
その言葉に彼方が微笑むと
「頑張ったご褒美でもっと色々して欲しいそんな顔しているな?」
その言葉に莉緒菜が頷く。
彼方は莉緒菜に苦笑すると
「とりあえずはデートしたい、だめか?」
その言葉に莉緒菜が嬉しそうに微笑むと
「じゃあ、どこ行くが決めないとね?」
そう言いながら微笑むと彼方に甘え始めたので彼方は
「あまり、引っ付くな、暑っ苦しい」
そう言いながら微笑むと莉緒菜の頭を撫でたので彼方が怒ってないと知った莉緒菜は嬉しそうに微笑んだ。
「決めた、水族館に行こう」
そう言いながら彼方が莉緒菜の手を取ると抱きしめあげられた。
その抱擁に嬉しそうに微笑むと莉緒菜は彼方に
「彼方大好きよ、もっと可愛がって」
そう言ったので彼方は莉緒菜の頬を撫でると
「帰ったらまた続きしようか?」
そう言いながら服を着ると歩き始めたので莉緒菜も後に従った。
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