無花果
1/1
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
5ページ
無花果
瞼越しに感じる朝日の眩しさで目が覚める。 「…?」 体を起こし、寝ぼけ眼で周囲を見回すが、探し求める姿は見当たらない。 その代わり。 「無花果?」 枕元に置かれた果実は、いずれも一部が潰れた状態だった。 「あの大きな手で人間が食べる実を摘めばこうなるか」 無花果を掌に載せ、紫の瞳を細めた。 初出・2019年10月8日
/
5ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!