一七才の菊ちゃんへ

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今、思えば、ひいおばあちゃんと過ごしていた時間はずっと長くて、それだけに両親や祖父母よりもひいおばあちゃんに対する私の想いは強かったと思う。 そんなひいおばあちゃんが死んでしまった。 私だって、これでももう21だから、流石に何日も泣いて立ち直れないなんてことは無かったけれど、それでもやっぱり悲しかったし、もう会えないと思うと寂しかった。
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