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「じゃあ蓮の事、よろしく頼むぞ」
「嵐、いってらっしゃい」
手を振って嵐を職員室へ送り出す。車から降りて、私達は表の校門に回った
改めて見るけど、やっぱり立派な高校だな
真神高校、お金持ちや名家の出の娘や息子も通う名門高校
私達は一応お父さんが俳優で、お母さんが声優さん、だったんだけど。
小さい時に死んでからはお父さんはほほ家にいない
だから一応こういう高校は一通り受けれるんだよね
「ねぇ、旭。」
「ん?」
「すごーい威圧感ある人が近づいてきてるんだけど、だいじょうぶなの?」
げぇ。と嫌そうな顔をして、早歩きになる旭
零は呆れた顔で溜息をつき、私に歩く速度を合わせた
何なんだろう
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